2004年08月29日

三菱自動車工業(7211)の貸し株やMSCB

証券会社の信用取引にカウントされている
売り残」には含まれないが、同様の効果を持つ
貸し株」という存在を知りました。

参考ソースbyアイザワ証券

前回、
信用売残の減りが少ない割に
信用買残の増加が激しいと分析しました。
これは、あくまで富裕個人投資家層の動きとして
とらえるのがいいということでしょう。
ネットを流し読みしていたときに
信用残はあてにならないとの記述があって
なんでだろう?とひっかかっていたのですが
貸し株」のことだったのかなと
今になって思う訳です。

そのうえで素人判断で
信用売残がそれほど減っていないのは
・まだ下がると見ているのか?
・売り立てたときの株価が余裕で高いかのか?
・無期限信用の売り立てなので様子見しているのか?
また急激な
信用買残の増加は
・暴騰を押さえるためのものなのか?
・暴騰を期待してのものなのか?
などと推測したうえで
売り残」として見えない
貸し株」の存在を
どうとらえるかが重要になってくると思います。


ここでちょっと三菱自動車に関しての
2004年の増資に関する記事タイトルを並べてみます。

(4/28)三菱自再建、三菱グループが増資2000億円引き受け
終値245円
(5/28)三菱重株主、三菱自の増資引き受け阻止へ仮処分申請
終値218円
(6/23)三菱自への増資引き受け差し止めを却下・東京地裁
(6/23)三菱重工、三菱自への増資払い込みを決定
終値179円
(6/24)三菱自の増資、優先株1650億円の払い込み完了
終値169円
(6/29)第三者割当増資についての開示情報
終値182円
(6/30)三菱自、増資1000億円近く上積み
終値178円
(7/15)三菱自 総額4960億円の増資計画完了
終値137円


新株を発行して資金を集める方法は大きく分けて
不特定多数からの「公募増資」か
相手を限定する「第三者割当増資」があります。
普通、新株発行は時価でと思いますが
第三者割当増資」では「有利発行」という
時価と比べてとんでもなく低い価格で
株式発行できるパターンがあることが分かりました。

これは一般個人投資家の既存株主からしたら
とんでもない不利なことと分かります。
株主総会の特別議決を経たか分かりませんが
有利発行」は既存株主の利益を害する場合がありますね。
虚偽増資や株主への背任として
批判する株主がいるのは当然だと思われます。

さて
優先株」や「普通株」などの
新株を発行して「第三者割当増資」を行い
再建計画を実施しているはずです。
まさかマネーゲームなんかする訳ないから
東京地裁も増資差し止め請求を却下したんだと思います。
ところが

(7/29)大量保有報告書でJPモルガンが発行済み株式数の66%に相当する14億6900万株を保有していたことが判明 
終値92円
(8/27)筆頭株主のフェニックスが7億株をJPモルガンに貸し出し転売 
終値99円

これこそ「貸し株」ってやつでしょうか?
JPモルガンによる
MSCB(修正条項付転換社債)」もどきの割当増資だけで済まずに
筆頭株主で真剣に再建計画を実施しているはずのフェニックスが
一般投資家が売り禁の中
外資機関投資家には「貸し株」をして
ある意味、食傷気味の一連の三菱不祥事ニュースのなか
空売り」しまくっていたというのが
この三菱自動車(7211)の
ここの所の株価下落と分析できはしないでしょうか?

つい1週間ほどのあいだに興味を抱いた三菱自動車の株。
ヤフーでの掲示板トピ数は
2004/ 8/28 23:58現在なんと! 69975個
2ちゃんねるでは
本スレだけで、現在12スレ。
私は株価が100円を切ったあたりから
さすがに、そこまで株価が下落するのはおかしいだろと
興味を抱き、ネットサーチをしてここまで
ざっとまとめてみたわけです。
株式投資をまだしたことがない私みたいな初心者にさえ
ここまで注目させることとなった
三菱自動車の株価の二桁代への突入。
しかし、そこに至るまで十分に多くの投資家の
様々な思いがあったことは
想像に難くありません。

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ご参加お待ちしております。
またお友達にお知らせ頂ければ幸いです。


posted by Teo at 00:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株式投資
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